新人看護師を指導することになって

14th 3月, 2011 - Posted by admin - コメントは受け付けていません。

現在では多くの病院で、新人教育にプリセプターシップという方法が導入されています。プリセプターシップとは、一定期間の間、先輩看護師が新人看護師に対して1対1で仕事に関する教育や指導を行うものです。

プリセプターとは教える側の先輩看護師のことで、教えられる側の新人看護師はプリセプティーと呼ばれます。看護師には投薬や点滴交換など直接患者の生命に関わる仕事が多いため、先輩看護師がよく目を光らせ、新人看護師に間違いの無いように覚え込ませるのです。

しかし、教える先輩看護師にも、教わる新人看護師にも個人差があるため、時にはお互いに悩みを抱えることになります。

ここで、プリセプターを体験した看護師に、どのような点に注意しながら新人看護師の指導を行ったか聞いてみましたので、ご紹介しましょう。

3ヶ月間のプリセプターを経験した看護師M.Uさん(28)の場合

プリセプターをしてみて感じたことは、プリセプターというのはただ単に仕事を教えればよいというものではないということでした。プリセプティーの精神的なプレッシャーや動揺にも気がつかなければいけないという意味です。

自分自身が看護に慣れてきているので、説明さえすれば相手もきっと簡単にできるだろうと思っている部分がありましたが、実際は、学生時代に投薬や点滴をつなぐ作業など、患者さんの身体に直接関わるようなことはほとんどやったことがありませんから、プリセプティーは緊張で失敗をすることがよくあるのです。

それに、中にはとても要領が悪くもの覚えの悪い人がいて、本人が他の同期の看護師と比べて落ち込むということもあるのです。まさに今回担当した新人がそのタイプだったので、何となく器用にこなしてきた自分とのギャップにとまどうことになりました。

また、プリセプティーが指示を待っているだけで、自分から質問をしてこないというのを感じました。メモも言わなければ取らないし、自分でわからないところを進んで調べようというところも無かったので、教える側としてはとても困りました。

でも、これは他のプリセプターも言っていたことなので、最近の傾向なのかもしれません。こちらが「何でも聞いてね」という態度で臨んで、いちいち「メモを取った?」「ここは後できちんと調べておいてね」と声をかけなければいけないと強く感じました。

プリセプターは通常の業務をこなしながら新人の教育をするため、精神的にも肉体的にも大変疲れます。しかし、どのように教えればよいか、どのようにすればミスをなくすことができるかなどを考えることは、自分を成長させることにもつながるのです。

看護師の職場での悩み解決をお助けします

Posted on: 3月 14, 2011

Filed under: 看護師体験談

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