男性看護師急増中

9th 3月, 2011 - Posted by admin - コメントは受け付けていません。

最近でこそ「看護師」という呼び名が定着してきた看護職の職員ですが、以前は「看護婦」と呼ばれることが普通でした。ですから、当時の男性看護職職員は「看護士」という別の名前で呼ばれ、とても珍しがられていたものです。

それが、2002年3月の法改正で男女の別なく「看護師」と呼ばれるようになりました。男性にとって、音はそれまでと同じ「かんごし」ですが、男女の区別なく統一名称で呼ばれるようになったことは、看護の現場に足を踏み入れやすくする一端となったようです。

また、女性と違って結婚や出産で退職する心配がないため、安定した雇用が見込めるということが重視され、男性看護師の需要が大都市圏を中心に年々増えています。

男性看護師の配属先も、以前は精神科やオペ室などが中心でしたが、現在は産婦人科以外ならどの科においても需要があり、特に、大学病院などでは男性看護師を積極的に採用する傾向にあります。

その理由は、男性ならではの活躍の場がたくさんあるからです。例えば、体力の必要な寝たきりの患者さんの世話や男性患者さんのケアなどです。

また、長期間の安定した就業が見込まれるため、マネージメント力を要する管理職の候補としても期待されています。

ここで、男性看護師が急増していることがよくわかる体験談がありますので紹介することにしましょう。

大学病院に勤務する男性看護師T.Nさん(42)の場合

看護師になってからずっと今の職場ですが、どうもこちらでは最初の男性看護師だったらしく、良くも悪くも特別視されていました。同僚の看護師からはもちろん、患者さんたちからも「男の看護婦さん」などと呼ばれていましたしね。すぐに覚えてもらえるという点ではありがたかったです。

もちろん、男性の進出に反発する人もいて、ある先輩看護師には「看護の世界に男性なんていらないのよ!」などと暴言をはかれたこともあります。でも、どの世界でも草分けに対する風当たりは強くて当たり前だと割り切って乗り切りました。

とにかく、目立ってしまう分、女性と同じことをしていては「仕事のできないやつ」と思われかねません。自分の方がうまくできそうなところは特に進んで引き受けるようにして、日々勉強しました。

女性社会に飛び込んでいるわけですから、変なプライドは捨ててうまく対応しなくてはいけないと思います。もちろん、仕事に対するプライドは持ち続けなければいけないと思いますが、年下の女性に注意されたくらいで落ち込んでいては仕事になりません。

ここ5年くらいで男性看護師が5人に増え、時間帯によってはナースステーションに男性の方が多いということも珍しくなくなりました。男性が半数を超える日は来ないと思いますが、男性がいても当たり前という職場にはなってきたと思います。

このように、男性看護師の割合は年々増えており、特に大都市圏では急増しています。看護師不足が深刻化している昨今、男性看護師の需要は病院を中心に介護の分野などでも急増しているのです。

Posted on: 3月 9, 2011

Filed under: 看護師体験談

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